※今回は、毎日新聞出版「サンデー毎日」編集部の中西庸さんをゲストにお迎えしています。詳しい経緯は、以下の「前編」をご覧ください。

どのメニューも大正解の美味しさ!

大カツ丼、大カツカレー、大カツライス3つが届きました。中西さん、進藤、撮影担当の小渕で分担を相談し、中西さんが大カツカレー、進藤が大カツ丼を担当、小渕が大とんかつライス担当となりました。

見るからに美味しそうな大カツ丼はできたてほやほやで、立ち上る湯気からは醤油の香りが漂います。期待に胸を膨らませながら、まずひと切れ、口に運びます。

大カツ丼のとんかつ。見るからにジューシーで美味しそうです!

玉子でしっかり閉じられているのに、衣のサクサク感が健在なことに驚かされます! また、一般的なカツ丼は甘辛い感じの味付けのものが多いですが、こちらは甘さをあまり感じず、醤油ベースの味付けがより強く感じられるように思います。

かといって単純な味付けということはなく、しっかりとした味の奥行きを感じます! 個人的にはこのような味付けのほうが好みなので、クセになりそうです。

看板の「洋食 中華」との表記から推察するに、こちらのお店は「町中華」のDNAを持つお店なのでしょう。素朴かつ奥行きの深い完成された味わいからは、このお店の重ねてきた年輪を感じます。

大カツ丼を選んだのは大正解だったかな、と思いつつ、中西さんのご厚意に甘えて、大カツカレーもひと口いただけば、完成度の高い味わいで、こちらも美味! どことなくまんてんを思い起こさせる、家庭的なカレーの中でもハイエンドと言える感じです。サクサクのとんかつと合わせたら、美味しいに決まっています!

大カツカレーのカレーは家庭的で完成度の高い、完成された美味しさです!

大とんかつライスを頼んだ小渕は、普段は食が細い方だそうですが、それでも大食漢向けの大サイズを1人でほぼ平らげていました。よほど美味しかったものと見受けられます。

大とんかつライスのとんかつ。見るからに厚みがあります!

どうやら大カツ丼に限らず、どのメニューを選んでも大正解しか用意されていなかったようでした。各々あっという間に食べ終えたら、ピークタイムの12時台に入る前に、お店を後にしました。

本企画も開始から1年が経ち、神保町のランチにも少しは詳しくなってきたかなと思っていましたが、私がまだ知らないお店の方がずっと多いのだなと、改めて気付かされた思いです。素敵なお店をご紹介いただいた大食漢の同志に感謝しつつ、今後も探求心を持ってさまざまなお店にチャレンジしていきたいとの思いを新たにしたのでした。

お店:三好弥(みよしや)
住所:東京都千代田区神田神保町3-2
完食時間:8分55秒

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※写真はお店の方の許可をいただいて撮影しています