【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。

パソコン仕事術 153

愛用のアプリを「既定のアプリ」にする

効果: 短縮 時短レベル:5

ダブルクリックしたときに起動するアプリを変更

ファイルを開くときに起動するアプリは、Windowsの「既定のアプリ」という設定で決められています。ExcelやWordは文書に対応するほかのアプリがほぼ存在しませんが、画像や動画ファイルなど、対応するアプリが多いファイルは、既定のアプリをよく使うものに変更しておきましょう。ダブルクリックすれば既定のアプリが起動してファイルを開けるので、操作を短縮できます。

同様に、メールやWebブラウザーにも既定のアプリを設定できます。Webページにあるメールアドレスをクリックしたときには既定のメールアプリ、メールなどに記載されたのURLをクリックしたときには既定のWebブラウザーが起動するので、使い慣れたものを設定しておくとスムーズに使えます。

画像を表示する既定のアプリを変更する

初期状態で画像を表示する[フォトビューアー]の既定に設定されている「フォト」、動画を再生する[ビデオプレイヤー]の既定である「映画&テレビ」は、いずれも動作がやや遅く、機能も特に充実してはいません。

画像の編集をすぐ行えるようにしたい場合は、既定のアプリを「ペイント」や「切り取り&スケッチ」にしておけば、ファイルを開いてすぐに編集が可能になります。

また、メールアプリやWebブラウザーの中には、起動すると既定の設定を変更しようとする(メッセージを表示し、ユーザーが[OK]をクリックすると自身を既定にしてしまう)アプリがあります。いつも使うものでないアプリを既定にしてしまった場合も、同様の手順で既定のアプリを変更して修正できます。

ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
短縮 操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
整頓 データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミス防止 ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ

「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。