【ユーチューバー入門】は、親子で一緒に「YouTuber」のような動画を作って楽しむ方法を解説する連載です。同時に、インターネットを安全に使うための知識も身に付きます。毎週月~金曜日更新。

親子で楽しむユーチューバー入門 レッスン12カメラ

撮影をはじめるには

このレッスンでは、撮影の手順を紹介していきます。先に決めた撮影内容の構成をもう一度よく確認してから、撮影に臨みましょう。

撮影する動画を確認する

ここから実際に撮影する手順を紹介していきます。ストーリーボードを作って考えた、撮影する4つの場面をもう一度確認して、撮影し忘れないように注意しましょう。

1. はじめのあいさつ

  • 元気よくあいさつ
  • 自己紹介
  • 動画の説明

2. マジック披露

  • マジックを見せる

3. タネあかし

  • マジックの仕組みを見せる

4. 終わりのあいさつ

  • 感想を問いかける
  • 元気よくあいさつ

テクニック ストーリーボードを用意しておく

撮影時にストーリーボードを手元に置いておくと、スムーズに撮影することができます。また、撮影し忘れることを防ぐこともできます。すぐに確認できるところに置いておきましょう。ストーリーボードが映像に映り込まないように注意するようにします。

[カメラ]アプリで撮影する

1[カメラ]アプリを起動する

2iPadを横向きにする

HINT 縦向きに撮ってはダメなの?

動画や写真は、横向きでなくても撮影できます。また、縦向きで撮影した動画も、YouTubeにアップロードすることはできます。しかし、縦向きで撮影した動画は、小さく表示されてしまいます。大きな画面の方が見やすいので、横向きで撮影するのがオススメです。

3ビデオに切り替える

4ビデオに切り替わった

HINT カメラを切り替えるには

自分のことを自分で撮影したい時に便利な機能が「インカメラ」です。カメラを起動すると、iPadの背面にある「アウトカメラ」が起動しますが、以下のように操作するとインカメラに切り替わります。

インカメラでは自分の姿を確認しながら撮影ができるので、とても便利です。この時、画面に映った自分を見るのではなく、カメラを見ると、カメラ目線で動画を撮影することができます。

インカメラで撮影する時は、撮影を開始する時や終了する時も写り込んでしまいますが、編集の時に切り取ることができるので安心して撮影してください。

HINT ズームするには

撮影の時には、ズームインをすることで、大きく映すことができます。カメラの画面の左にあるスライダーを上にドラッグするとズームイン(拡大)、下にドラッグするとズームアウト(縮小)することができます。撮影前に調整することも、撮影中に調整することも可能です。

撮影中にズーム機能を使う時は、手ブレに注意しましょう。またiPadのズームでは、ズームインをすると画質が荒くなってしまうので、注意しましょう。

5動画の撮影を止める

6撮影が止まった

HINT 撮影後にすぐ確認するには

撮影が終わると、撮影開始/停止のボタンの下に、撮影した動画のサムネイルが表示されます。サムネイルをタップすると、撮影した動画をすぐに確認することができます。カメラのアプリからすぐに確認できるので、とても便利な機能です。

テクニック 動画の明るさを変える

明るさは、動画の中で大切な要素の一つです。被写体など、特定の箇所に明るさを調整したい時には、そこをタップします。この時、明るさと同時にピントも合わせることができます。

撮影前に明るさとピントを合わせておくことが理想ですが、撮影中にもこの操作を行うこともできます。撮影中に操作する時には、手ブレに注意しましょう。

Point 長時間の撮影はしないようにしよう

動画を撮る時には、まずは短い動画の撮影から始めてみましょう。長い動画の撮影は難しく、編集にもたくさんの時間がかかってしまいます。

撮影中に失敗してしまった時は、一度撮影を止めて、撮り直しをしましょう。撮り直しをしているうちに慣れてきて、上手に撮れるようになってきます。

また、編集の時にNG集として、失敗のシーンを使うことができるかもしれないので、失敗しても気にせず撮り直しましょう。

なお、YouTubeでは動画が横長の画面で再生されるので、横位置で撮影するのがオススメです。