こんにちは、できる編集部の進藤寛と申します。「"できる"大食漢の神保町ペロリ旅」の第78回をお送りします。

「もりそば」のお店で、意外な人気メニューがレギュラーに

「大勝軒」といえば、都内に同じ屋号を持つ複数の系列があることをご存知でしょうか? もっとも有名なのは、つけ麺の元祖と言われる「もりそば」で有名な故・山岸一雄氏が創業したお店で、「東池袋系列」と呼ばれます。ほかに有名どころでは「永福町系列」と呼ばれるお店もあり、直接のつながりはないそうですが、どちらも長く愛される人気店です。

私はこれまでの人生で、両系列の大勝軒にお世話になってまいりました。特に東池袋系列は店舗が多く、ここ神保町近辺にも「お茶の水、大勝軒」「お茶の水、大勝軒 BRANCHING」の2店があるので、しばしば伺っています。

そんな御茶ノ水の大勝軒2店に、つい最近、カレーライスがレギュラーメニューとして加わりました。実は、このカレーは神田周辺のカレー店が参加して毎年開催している「神田カレーグランプリ」のスタンプラリー期間限定で提供されていたものです。

ラーメン店の期間限定メニューながら、神田カレーグランプリ2016では準グランプリ、2017ではなんとグランプリを獲得しており、人気のほどはもう折り紙付き。このたび満を持して、「お茶の水、大勝軒」「お茶の水、大勝軒 BRANCHING」の2店でレギュラーメニューとなった形です。

しかも、「お茶の水、大勝軒 BRANCHING」ではカレーにあわせてフライヤーを導入し、トンカツなどの揚げ物をトッピングできるようになりました。これは是非とも味わってみたい! と、さっそく「お茶の水、大勝軒 BRANCHING」に伺ってきました!

「お茶の水、大勝軒 BRANCHING」は専修大学の近くにあります。揚げ物のトッピングがあるのはこちらの店舗のみなので注意してください!

フライヤーを使ったメニューは15時からの提供開始のようで、ほぼ15時きっかりに店舗に到着しました! まずは軒先の食券機にて食券を購入します。

 食券機にて食券を購入してから入店しましょう。「揚げシュウマイ」「大勝軒の春巻」といった揚げ物も気になります!

見たところ、カツカレーの食券は見付けられましたが、カツカレーを大盛りにする食券がわかりません。「大盛り 150円」というのもありますが、これは麺系に適用される券だと思われるので、店員さんに確認します。

その結果、カレーの普通盛りと大盛りの差額は200円とのお返事をいただきました! 200円の「メンマ」の券を購入して、カレーを大盛りにして欲しい旨を店員さんに伝えればいいようです。かくて、無事にカツカレーの大盛りを注文することに成功しました!

注文が通ったら、ワクワクしながらできあがりを待ちます。カツは注文を受けてから作り始めるようで、相応に時間が掛かりましたが、待っている時間もまたいいものです。

ややあって、いよいよ店員さんからお声掛けがありました! 「カツカレー大盛り」の登場です!

カツカレー 1,000円/大盛り 200円

※写真はお店の方の許可をいただいて撮影しています