ワザ94

複数人で運営するときは、各自に適切なユーザー権限を設定しよう

必要な権限だけを与えることでトラブルの可能性を減らす

WordPressでは、運営にたずさわるユーザーひとりひとりにアカウントを発行できます。担当者が何人かいる企業サイトやメディアサイトでは、1アカウントを共有するのではなく、ユーザーごとにアカウントを作り、適切な権限を設定するようにしましょう。全員がWordPressの深いレベルの設定まで変更できる状態にしておくのは、セキュリティの面から好ましいことではありません。

WordPressでは「管理者」「編集者」「投稿者」「寄稿者」「購読者」の5段階の権限が設定できます。WordPressをインストールしたときに最初に設定するユーザーは管理者となります。ほかのユーザーは、どこまでの作業を任せるかによって権限を設定し、必要以上の権限は持たせないようにしましょう。

WordPressのユーザー権限

権限 管理者 編集者 投稿者 寄稿者 購読者
記事の投稿 ◯※1
ページの作成
記事の管理 ◯※2
ページの管理
アップロード管理
カテゴリー管理
コメント管理 ◯※3
リンク管理
プロフィール変更
ユーザーの管理
メンテナンス、設定全般
説明 すべての機能が利用可能 すべてのコンテンツの管理権限を持つ。ほかのユーザーの記事の編集や公開も可能 自分の記事(投稿)だけ編集や公開が可能。固定ページの作成などはできない 記事を自分で公開する権限を持たない。公開は編集者か管理者が行う必要がある 記事の投稿はできない

※ 1:記事の入力のみ。公開はできない
※ 2:公開後の記事の編集はできない
※ 3:コメントは参照のみ。編集・承認・削除はできない

ユーザーを追加するには

1ユーザーの新規追加画面を表示する

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2追加するユーザーの情報を入力する

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3ユーザーの追加が完了した

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