Dropboxとの使い分け

Dropboxとどう使い分けたらいい?

オンラインストレージサービスの「Dropbox」と、Evernoteとの使い分け方について、よく質問されることがあります。2つのサービスは、「ファイルをクラウドに保存するサービス」である点では似ています。

しかし、両サービスの目的には、大きな違いがあります。Dropboxはパソコンのファイルをクラウド経由で同期し、同じ作業環境を複数のパソコンで利用可能にすることを目的としています。そのために、ファイルやフォルダーをクラウドにそのまま保存します。

一方でEvernoteは、記憶や記録を保存し、必要なときに取り出せるようにすることが目的です。そのために情報を「ノート」として扱い、ノートに直接情報(テキストや画像)を入れることができます。ファイルも添付可能ですが、ファイルを保存することが主な目的ではありません。

よって、2台のパソコンで仕事のファイルを同期したい、という場合はDropboxが便利ですが、ファイルの使い方や作業手順などを記録したい場合は、Evernoteの方が使いやすいでしょう。私も、Dropboxで作業中のファイルを管理しながら、仕事で使う書類のテンプレートや、蓄積する資料などはEvernoteにコメント付きで保存する、という形で使い分けをしています。

DropboxとEvernoteの違い

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