COUPPCD関数／COUPNCD関数で固定利付債の受渡日以前または受渡日以降の利払日を求める

固定利付債の受渡日以前の利払日を求めるCOUPPCD関数と、受渡日以降の利払日を求めるCOUPNCD関数の使い方を解説します。

固定利付債の日付情報

COUPPCD　固定利付債の受渡日以前の利払日を求める

対応バージョン：365 2019 2016 2013 2010

固定利付債を購入したとき、COUPPCD関数は、その［受渡日］以前で最も近い（直前の）利払日を求めます。COUPNCD関数は、［受渡日］以降で最も近い（次回の）利払日を求めます。

COUPPCD【プリービアス・クーポン・デート】（受渡日, 満期日, 頻度, 基準）

COUPNCD【クーポンデイズ・ネクスト・トゥ・クーポン・デート】（受渡日, 満期日, 頻度, 基準）

受渡日	債券の受渡日（購入日）を指定します。
満期日	債券の満期日（償還日）を指定します。
頻度	年間の利払回数を指定します。年1回の場合は1を、年2回の場合は2を、四半期ごとの場合は4を指定します。
基準	日数計算に使われる基準日数（月／年）を表わす値を指定します。
	0または省略	30日／360日（米国方式）
	1	実際の日数／実際の日数
	2	実際の日数／360日
	3	実際の日数／365日
	4	30日／360日（ヨーロッパ方式）

COUPPCD関数やCOUPNCD関数の結果はシリアル値で返されます。使用例のような日付として表示する場合は、表示形式を［短い日付形式］に変更しておく必要があります。