Excel Q&A
説得力を高める関数・数式の応用ワザ | 関数を入力する

Q:410 関数とは

A 複雑な計算を1つの数式で記述する仕組みです

関数とは、面倒な計算や複雑な計算を1つの数式で簡潔に記述できるように登録された計算の仕組みです。例えば、1行目のB列からU列までのセルの数値20個の合計を求めるとき、

=B1+C1+D1+E1+......+T1+U1

上記のように20個のセル番号を入力するのは大変です。ところが合計を求めるためのSUM関数を使えば、下記の数式で済みます。

=SUM(B1:U1)

関数の基本的な構文は次の通りです。

=関数式(引数1, 引数2, ...)

引数(ひきすう)とは、関数の計算に使用するデータです。関数によって、指定すべき引数の内容や数は異なります。

関数とは

ステップアップブックを開いたときに再計算される関数とは?

NOW(ナウ)、TODAY(トゥデイ)、RAND(ランド)、INDIRECT(インダイレクト)の各関数は、ブックを開いたときに自動的に再計算が行われます。このような関数を「自動再計算関数」と呼びます。

自動再計算関数を入力したブックは、開いただけで再計算されるので、変更を加えたつもりがなくても、ブックを閉じるときに「変更内容を保存しますか?」という保存確認のメッセージが表示されることがあります。

関数とは

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「Excel Q&A」について

この連載記事は、インプレスの書籍『できるExcel パーフェクトブック 困った!&便利ワザ大全 Office 2021/2019/2016 & Microsoft 365対応』の内容に基づいています。紹介している情報は、書籍発行時点(2022年8月)のものです。