リアルタイムの渋滞情報を見やすく表示
2023～2024年の年末年始、みなさんはどのように過ごしますか？
新型コロナウイルス感染症が収束し、かつての外出自粛ムードがなくなった現在では、「帰省や旅行を楽しもう！」と外出を予定している人も多いと思います。
とはいえ、クルマでの外出となると、年末年始には例年、各地の高速道路で大規模な渋滞が発生します。なるべく混雑を避けて移動できるよう、乗車してカーナビで確認する前にスマートフォンで渋滞情報をチェックできると、何かと便利です。
そこでおすすめしたいアプリが「渋滞情報マップ by NAVITIME」（以下、渋滞マップ）。iPhone/Android両対応のアプリで、一部有料の機能（渋滞予測や規制情報の表示など）があるものの、ほとんどの機能は無料で利用できます。
また、一般道路の混雑状況を確認したり、高速道路の料金を検索したりすることも可能で、類似アプリから頭ひとつ抜けた使い勝手を実現しています。ここではiPhoneアプリを例に、渋滞マップの使い方を4つの機能に分けて紹介しましょう。
アプリのダウンロード
渋滞情報マップ by NAVITIME
iPhone（App Store）
Android（Google Play）
高速道路の渋滞情報を調べる
渋滞マップのもっとも基本となる機能として、高速道路の渋滞情報を調べてみましょう。また、初回起動時の画面についても解説します。
1利用規約に同意する
渋滞マップを起動します。初回起動時は利用規約の確認が表示されるので、［同意して次へ］をタップします。以降、しばらくチュートリアルが続きます。
2位置情報の使用について確認する
位置情報の使用について、確認のメッセージが表示されました。このアプリでは位置情報が使えたほうが便利なので、［アプリの使用中は許可］をタップしましょう。この後に通知と広告のトラッキングに関するメッセージも表示されますが、好みで設定してください。
3広域のエリアに切り替える
渋滞マップのメイン画面に、現在の位置情報に基づいたエリアが表示されました。地図はドラッグで移動、ピンチイン / アウトで拡大・縮小できます。より広域のエリアを見るには［全国］をタップします。
4日本全国のエリア一覧を表示する
外環道、東北道、京葉道路など、都心近郊の高速道路が表示されました。都心や名古屋、大阪などの大都市圏では、このようにエリアが2段階に分かれています。さらに［エリア］をタップしてみましょう。
5日本全国のエリア一覧が表示された
日本全国のエリア一覧から、表示するエリアを選択できます。現在地から遠いエリアの渋滞情報を見たい場合は、この画面からエリアを切り替えるといいでしょう。
HINTPA / SAの情報も調べられる
渋滞マップの高速道路において、青い丸で表示されているのはPA（パーキングエリア）とSA（サービスエリア）です。青い丸をタップすると、そのPA / SAにある施設や店舗、駐車場、トイレなどの情報を調べられます。
PA / SA（青い丸）をタップし、下側に表示された画面を上にスライドすると詳細な情報が表示されます。
一般道路の渋滞情報を調べる
渋滞マップでは、高速道路だけでなく一般道路の渋滞情報も調べられます。
画面下側のメニューで［一般］をタップすると、一般道路の標示に切り替わります。一般道路はドラッグでの操作のみに対応しています。
高速道路の料金を調べる
あらかじめ高速料金がいくらかかるのかを知りたい場合も、渋滞マップが活躍します。一般とETCでどれくらい料金の違いがあるのか、深夜に出発するとどの程度割引になるのか、といった情報を知りたいときにも便利です。
1出発・到着のICを指定する
画面下側のメニューで［高速］をタップし、高速道路の表示に戻します。続いて、画面右側にある［￥］アイコンをタップすると、［高速料金検索］と［入］［出］の入力欄が表示されます。まずは［入］の入力欄をタップしましょう。
2出発時のICを指定する
［入口IC］画面で、出発時のIC（インターチェンジ）を検索して指定します。
3高速料金などが表示された
同様に［出］の入力欄をタップして到着時のICを指定すると、ルートが表示されました。［一般］［ETC］などに分類された高速料金のほか、所要時間や距離も確認できます。
HINTICをタップしても料金を検索できる
渋滞マップの高速道路において、黒い丸で示されているのがICです。これらをタップすることでも、出発ICまたは到着ICの指定が可能です。
IC（黒い丸）をタップし、下側に表示された画面で出発ICまたは到着ICとして指定できます。
以上、渋滞情報マップ by NAVITIMEの使い方を解説しました。このアプリで表示される渋滞情報は、ナビタイムのスマートフォンアプリ利用者より送信されたGPS測位データから生成した交通情報（プローブ情報）に基づいています。JARTIC（日本道路交通情報センター）の渋滞情報などとあわせて確認すると、より正確な状況を知ることができるでしょう。
なお、有料会員（プレミアムコース）に登録すると、過去・未来の渋滞情報（渋滞予測）を調べたり、全国のライブカメラの映像をアプリで確認したりできるようになります。プレミアムコースは月額350円または年額3,500円で利用でき、7日間の無料体験も可能なので、アプリが気に入った人は検討してみてください。
渋滞予測やライブカメラ、オービス、自車位置の表示などの機能を利用できる有料会員（プレミアムコース）も用意されています。
