通知が多すぎると大事な情報を見逃しかねない

通知は新しいメッセージやメンションを確認するために役立つが、あまりに数が多い場合は対応しきれなくなり、本当に大事な情報を見逃してしまうこともある。

Slackの通知の設定では、通知を受け取るタイミング（どのようなメッセージが投稿されたタイミングか）や時間帯などを設定できる。適切な設定により、重要な通知だけを受け取るようにしたい。

PC（デスクトップ）とスマートフォン（モバイル）の両方でSlackを利用している場合は、デスクトップでアクティブでない場合にだけモバイルに通知される。このことを利用し、想定されるシチュエーション別に通知のタイミングを設定しよう。

例えば、デスクトップでは、すべての新着メッセージの通知を受け取るようにしておき、モバイルでは移動中などPCの前を離れた場合を想定して、ダイレクトメッセージやメンションといった重要な通知だけを受け取るような設定が可能だ。

特定のキーワードが含まれるメッセージだけの通知も可能

通知にはキーワードも設定可能だ。例えば、得意先の社名や担当者名、または「不具合」「会議」などの重要そうな単語を設定しておくことで、それらのキーワードを含む新着メッセージを通知できる。

すべての新着メッセージの通知は受け取らないように設定するが、重要な話題は見逃したくない、という場合に、このキーワード機能が役立つ。すぐ反応できるようにしたいキーワードを設定しておこう。

通知の設定を変更する

1右上のアイコンをクリックして［環境設定］をクリックする。

2［通知］をクリックし、［通知のタイミング］でタイミングを選択する。［モバイル端末に別の設定を使用する］にチェックを付けると、スマホで別のタイミングを設定できる。

3［マイキーワード］にキーワードを入力すると、それを含むメッセージが通知されるようになる。

通知を受け取る曜日と時間帯を設定する

通知の設定画面の下部にスクロールすると、通知のスケジュールを設定できる。ここで通知を許可する曜日と時間帯を設定すると、それ以外は通知が停止される。

例えば、Slackからの通知は平日の業務時間のみ受け取り、それ以外はいっさい受け取らないようにすることも可能だ。どうしても業務時間外に通知が必要な場合は一時的に設定を変更するなど、柔軟に利用しよう。

通知のスケジュールを設定する

［通知スケジュール］で通知を許可する曜日と時間帯を設定する。平日のみ、特定の曜日のみ通知する設定にすることも可能だ。

スマホで通知を受け取るまでの時間を設定する

通知の設定画面では、さらに通知のサウンドやスマートフォン版での通知について設定できる。デスクトップが非アクティブ状態になってから、どれだけの時間でモバイルに通知するかの設定も可能だ。

初期設定では「すぐに」通知されるが、育児中で子どもの世話のため一時的に離席することが多い場合などは、非アクティブ状態が10〜30分続いたときだけスマートフォン版に通知するように設定するといいだろう。

なお、［メンションやダイレクトメッセージに関するメール通知を受信する］にチェックを付けると、重要なメンションやダイレクトメッセージの通知をメールでも受け取れるようになる。

通知音とスマホへの通知を設定する

短時間の離席中のたびにスマホで通知を受け取りたくない場合は、［デスクトップがアクティブでない時］を［非アクティブ状態になったらすぐに］から、［非アクティブ状態が10分続いた後］などに変更しておく。