1.マイドキュメントのプロパティを表示する

1[ドキュメント]の左にある三角形をクリック  ,2[マイドキュメント]を右クリック      ,3[プロパティ]をクリック    ,ここではレッスン21で作成した[Documents]フォルダにマ  イドキュメントを移動する,ステータスバーの[エクスプローラー]をクリックしてエクスプローラーを表示しておく      ,[Documents]フォルダがない場合は作成しておく,[マイドキュメント]が表示された    ,[マイドキュメント]内に保存されているファイルの容量がDrop boxの容量より大きい場合はこのレッスンの操作を行わない

2.マイドキュメントの場所を変更する

1[サイズ]の数値がDropboxの容量以内であることを確認,2[場所]をクリック,[サイズ]の数値がDropboxの容量以上の場合は手順3以降の操作を行わない,[マイドキュメントのプロパティ]が表示された

3.マイドキュメントの場所を移動する

[場所]が表示された,[移動]をクリック

4.マイドキュメントの新しい場所を選択する

1[Dropbox]をクリック,2[Documents]をクリック,3[フォルダーの選択]をクリック,ここでは[Dropbox/Documents]フォルダにマイドキュメントを移動する,[移動先の選択]が表示された

5.マイドキュメントの移動を確定する

1[OK]をクリック,2[フォルダーの移動]が表示されたら[はい]をクリック,表示されているフォルダが変更された,[場所]に戻った

6.マイドキュメントが移動したことを確認する

1[マイドキュメント]が表示されていることを確認,2[マイドキュメント]をダブルクリック  ,[Documents]フォルダが[マイドキュメント]と表示された,[Dropbox]フォルダを表示しておく

7.マイドキュメントの内容を確認する

マイドキュメントと[Documents]フォルダの内容が一緒になっていることを確認,マイドキュメントのファイルの一覧が表示された

[ヒント]マイドキュメントを同期するときの注意点

Windowsのマイドキュメントは、[場所]を変更することで、ファイルを他のドライブ/フォルダに移動できます。このレッスンではマイドキュメントの場所を[Dropbox]フォルダ内に移動することで、マイドキュメント全体を同期するように設定します。もしもマイドキュメントの容量がDropboxの容量(無料では2GB)を超えている場合は、同期ができなくなってしまうので、このレッスンの操作を行わないでください。マイドキュメントの容量を確認するには、[マイドキュメント]を右クリックして[プロパティ]をクリックすると[サイズ]に表示されます。なお[Dropbox]フォルダ内から再度別の場所にマイドキュメントを移動することもできます。レッスン21と、このレッスンの操作を行うと、[Dropbox/Documents]フォルダがMacでは[書類]フォルダ、Windowsではマイドキュメントとして見えるようになります。レッスン21の操作を行っていない場合は[Documents]フォルダを新規に作成してから、このレッスンの操作を行ってください。

[ヒント]マイピクチャやお気に入りも同期できる

Windowsではマイドキュメントのほか、マイピクチャ、マイミュージック、さらにはアドレス帳やお気に入りなども[Dropbox]フォルダ内に移動できます。例えば複数のパソコンでお気に入りを[Dropbox]フォルダ内の同じフォルダに移動すれば、各パソコンの間でお気に入りを同期できるようになります。

[ヒント]Dropboxフォルダをマイドキュメント内に作成できる

マイドキュメントを[Dropbox]フォルダに移動するかわりに、マイドキュメント内に[Dropbox]フォルダを作成することもできます。マイドキュメントのファイル容量が大きくても問題がなく、[Dropbox]フォルダ内の大事なファイルのバックアップや、ファイルを保存するときに[Dropbox]フォルダを選択する操作などが簡単にできるようになり、便利です。方法は、まず通知領域のDropboxアイコンをクリックして[設定]をクリックします。次に[Dropbox設定]が表示されたら[高度]-[移動]をクリックし、マイドキュメントを選択します。

[ヒント]Windowsでシンボリックリンクを作成する「Dropbox Folder Sync」

Windowsでシンボリックリンクを作成できる「Dropbox Folder Sync」というソフトがあります( 利用のためには.NETFramework 4.0をインストールする必要があります)。Windowsでは、このレッスンで解説したようにマイドキュメントなどの移動ができるため、このソフトが必要になる場面はあまり多くないはずですが、任意のフォルダを同期したいときには出番があるでしょう。使い方は簡単で、同期したいフォルダを右クリックして[Sync with Dropbox]をクリックし、Dropbox側のフォルダを選択するとシンボリックリンクの作成が完了します。また、同じフォルダを右クリックして[UnSync with Dropbox]をクリックすると、シンボリックリンクが解除されます。Dropbox Folder SyncもMacDropAnyも、Dropboxのサイト内にある「Dropbox Wiki」で公開されています。「Dropbox Wiki」はすべて英語ですが、他にも多くのソフトやティップスが紹介されています。
▼Dropbox Folder Sync
http://wiki.dropbox.com/DropboxAddons/DropboxFolderSync
▼Dropbox Wiki
http://wiki.dropbox.com/

[ヒント]無料の同期ソフト「SyncToy」を組み合わせよう

マイクロソフトが提供している「SyncToy」は、任意の2つのフォルダの内容を同期させるフリーソフトです。同じ「同期」のソフトですが機能はDropboxとまったく異なり、自動で同期するのではなく、手動の操作で2つのフォルダを同期します。容量制限はなく、また、同期の対象としてUSBメモリーや外付けハードディスクなどを指定することもできます。SyncToyとDropboxを組み合わせれば、パソコンに接続したメモリーカードのファイルを[Dropbox]フォルダ内にコピーしたり、[Dropbox]フォルダ内のファイルを別のハードディスクにバックアップしたり、といった作業が簡単にできるようになります。SyncToyは「SyncToy」でWeb検索し、ダウンロードページにアクセスしてください。