昨年末にInstagramを卒業

できるシリーズ25周年、おめでとうございます!

私ができるシリーズをはじめて書かせていただいたのは、2012年に発売されたLINEの本でした。

まず最初に簡単に私の自己紹介をさせていただきますと、1998年に女の子向けカルチャーウェブマガジン「chelucy(チェルシー)」を立ち上げました。それから20年以上の間、ウェブで情報発信をしているのですが、はじめは「html」を打ち込んでホームページを作り、第1次ブログブーム時にブログを開設。Twitterが流行りだした際にはTwitterをメインに、そしてInstagramへ。

ブロガーの皆さんのようにメインのプラットフォームはもたず、新しいサービスの使い方を自分なりに考え、試しながら発信場所を変えて21年間やってきました。

昨今のInstagramブームは、かわいかったり、おしゃれだったり、カラフルな写真がたくさんフィードに並び、インスタグラマーと呼ばれる人たちが若い人たちの憧れの的となっています。私は、昨年末までインスタグラマーと呼んでいただいている時期がありました。「なぜ今は違うの?」といいますと、Instagramを昨年末に卒業したからです。

理由は、きちんと情報発信が「できなくなった」からです。最初に書いたとおり、私はホームページの管理人やブロガー出身なので、下手であってもきちんと自分が感じたことを文字を使って情報発信できなくなっていることに悩むようになっていったんです。写真だけが見られ、きちんと自分の書いていることは伝わっているのかな?と。

そんなときにTwitterから流れてくる面白い記事が目にとまるようになりました。よく見るとそれは「note」というサービスのものが多かったんです。noteは、サービスができた初期の頃、登録し、フォトギャラリーとして使うのみでした。

しかし、よくよくnoteの記事を見てみると、なんだかはじめてnoteに登録したときと空気感が違う。やさしくて、ほっこりしていて、マンガやエッセイ、小説、グッとくるエモい文章たち。「うわー! noteだったら、私のやりたいことができるんじゃないかしら?」そう思ってnoteを私の主軸として、いま発信しています。

今年の夢が叶った!

今年の1月、noteを運営している株式会社ピースオブケイクさんに訪問させていただき、noteの話をたくさん聞く機会に恵まれました。その際に、お世辞かもしれませんが「まつゆう*さんに、noteの本をいつか書いてほしいです」と言ってもらい、「え! 書きたい!!」と即答、それが今年の夢となりました。

そして、1年も経たずして2019年8月26日、できるシリーズ25周年の年に「できるビジネス」から「noteではじめる 新しいアウトプットの教室」が発売されました!

「できなくなった」ことのおかげで、私はまた「できる」ことを手に入れ、夢を叶えることができました。これからも、たくさん模索しながら自分の届けたいことを発信し続けていきたいと思います。

アウトプット生活、楽しんでいます! よかったら私のnoteに遊びにきてくださいね。


まつゆう*
クリエイティブ・プランナー / ブロガー
東京生まれの渋谷育ち。1993年よりモデルとして活動開始。1998年、ウェブマガジン「chelucy(チェルシー)」を立ち上げ、独自視点の可愛いカルチャー情報をウェブ、ブログ、SNSなどで早期から発信し続け、多岐にわたる分野で活動中。

まつゆう*さんのnote

主な「できるシリーズ」の著書