チャットコマンドで入力を間違ってしまうとプログラムが動作しないので、あまり長い名前は付けないようにしましょう。エージェントを自分の位置に戻すコマンドは「come」の1文字だけとって「c」などにすると、プログラムを簡単に実行できるようになります。

エージェントが登場したときの向きは、プレイヤーの向きとは違うことがあります。エージェントをプログラミングするときは、必ずエージェントの向きを確認しておきましょう。意図しない方向を向いているときは、このレッスンで作成した「turn」コマンドでエージェントの向きを変えます。

エージェントを自分の位置に戻し、好きな位置に移動するプログラムはエージェントを使ってプログラミングする場合に便利です。このレッスンで作成したプログラムを実行ファイルとして保存しておき、［プロジェクトを読み込む］からファイルを読み込んで使うといいでしょう。

エージェントにブロックを乗り越えさせたり、低い位置に移動させたいときなどは、エージェントを上下に移動させるコマンドを作っておくと便利です。チャットコマンド「up」に［エージェントを上に1ブロック移動させる］、「down」にエージェントを［エージェントを下に1ブロック移動させる］を作るといいでしょう。