Googleの新サービスで、いつものキーボードが"手書き"に

パソコンのキーボードに慣れていないと、目的のキーが見つからず、なかなか文字入力が進まないことがありますね。手書きのほうが速いと思っても、タッチパネルなどの機器がなければできません。

しかし、Googleが提供しているサービス「Gboard物理手書きバージョン」を利用すれば、普通のパソコンのキーボードで、手書き入力が可能です! ぜひ、一度試してみてください。

Gboard物理手書きバージョンは、パソコンのキーボード上で指を動かす(つまり、隣接したキーを連続して押していく)ことで、動きのパターンから判定した文字を入力します。日本語のひらがなとや、英数字の入力に対応しています。

実は、このサービスが公開されたのは2018年の4月1日。つまりエイプリルフール用のサービスなのですが、エイプリルフール後も継続して公開されていて、実際に試すことができます。実用的とは言いがたいですが、おもしろいサービスとなっています。

Gboard 物理手書きバージョン

1Gboard物理手書きバージョンの試用を開始する

Gboard物理手書きバージョンのサイトにアクセスして[さっそく試す]をクリックします。

2手書き入力を行う

手書き入力の画面が表示され[キーボード上に文字を書いてください]と表示されました。キーボード上で指を動かし、文字を入力します。

3文字が入力された

指の動きが判定され、文字が入力されました。画面の下にどのキーのタッチを判定したかが表示されます。なお、入力した文字はクリップボードにコピーして、ほかのアプリに貼り付けて利用することもできます。

キーストロークが深いと難しい

Gboard物理手書きバージョンの使用感は、当然ながらキーボードによって大きくことなり、デスクトップパソコンのキーストローク(押し込める深さ)が深いキーボードでは、かなり難しいです。まったく思いどおりに入力できないと感じたら、軽量のノートパソコンなど、ストロークの浅いキーボードで試してみてください。

ひらがなは入力可能ですが、濁点や拗音(小さい「っ」など)は入力できないようです。