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ドキュメントスキャナーとは書類・雑誌・パンフレット等の紙文書を読み取り、パソコン・スマートフォン・iPad等のタブレット端末で表示できるようにする装置です。ファクシミリのように、原稿が移動しながら読み取るシートフィードタイプのものです。フラットヘッドタイプのスキャナーが搭載されている家庭用の複合機もドキュメントスキャナーとして利用できます。スキャンした画像はパソコンやEvernoteのようなWebサービスへの保存や、メールに添付して送信できるようになります。スキャナーは蛍光灯やLEDの光を原稿に照らし、その反射光の強さをセンサーが感知することで、紙文書をデジタルデータへと変換しています。紙文書は保管場所や検索の問題がありますので、ドキュメントスキャナーでPDF変換する利用が増えてきています。それにより、保管場所の問題だけでなく、簡単な検索・共有・遠隔地からのアクセス等のメリットがでてきます。

PFUのドキュメントスキャナー、ScanSnap S1500。最大50枚までの用紙をセットして、スキャンできる

キヤノンの複合機、MP640。用紙を1枚ずつセットしてスキャンする。紙文書だけでなく写真のスキャンなども可能