フィールドやテキストボックスが未入力かどうかを判定したいときは、IsNull関数を使用します。データの未入力が原因で発生するエラーなどの問題を回避したいときに役立ちます。

ここでは例として、[条件日]テキストボックスに入力された日付に受注した受注金額の合計をDSum関数で求めます。その際[条件日]が未入力のときにDSum関数の結果が「#エラー」になります。

そこでIsNull関数とIIf関数を使い、[条件日]が未入力の場合は[受注額計]に何も表示せず、未入力でない場合は[条件日]に対応する受注金額をDSum関数で求めて表示します。

DSum関数についてはAccessの関数で条件に合うレコードのみ集計する方法で詳しく解説しているのでそちらを参照してください。

関数の解説

IsNull ()

]に指定したデータにNull値が含まれている場合にTrue、含まれていない場合にFalseを返す