例えば、「ふりがな」や「住所入力支援」など入力を効率的に行うための機能は、テーブルとフォームの両方のプロパティで設定できます。このようなプロパティは、テーブルで設定した内容がフォームに継承されるので、テーブルで設定した方がいいでしょう。

ただし、テーブルがリンクテーブルの場合など、テーブルで設定できない場合は、フォームで設定してください。

また、テーブルでプロパティの変更をすると、表示されるスマートタグにより、テーブルでの変更を既存のフォームやレポートのプロパティに反映できます。

テーブルとフォームで共通する主なプロパティ

プロパティ 内容
書式文字の表示形式
定型入力データの入力時に使用する書式
既定値フィールドにあらかじめ表示しておく値
入力規則入力できる値の制限
エラーメッセージ入力規則に反する値の入力時に表示するメッセージ
IME入力モードIME入力モードの設定
IME変換モードIME変換モードの設定
ふりがな入力された文字列から自動的にふりがなを表示
住所入力支援入力された郵便番号に対応する住所、住所に対応する郵便番号を表示