【神保町ペロリ旅】第28食　エビフライが絶品！「七條」のミックスフライ（前編）

毎週火曜日、できる編集部の大食い担当・進藤が食べた神保町の大盛り・ドカ盛りランチの情報をお届けします。今回は「七條」のミックスフライです。

こんにちは、できる編集部の進藤寛と申します。「"できる"大食漢の神保町ペロリ旅」の第28回をお送りします。

とびきり美味しいエビフライが食べたい！

日本は世界的に見ても有数のエビ消費国だそうで、天ぷらやエビマヨ、エビチリなど、さまざまな形でエビが食べられていますね。とりわけエビフライは人気料理で、好物だという方も多いのではないでしょうか。

かくいう私も無類のエビ好きでして、毎年6月ごろになると必ずテナガエビを釣りに行きますし、エビフライも大好物です！

「エビフライ」という名前の料理ならどこで食べても美味しいと思いますが、ここ神保町には、そんじょそこらのエビフライとは一線を画した、とびきり美味しいエビフライが食べられるお店がある、という情報をキャッチしました！　それが、今回伺った「七條」（しちじょう）です。

「七條」は都営新宿線・小川町駅の近辺にあります

「七條」はもともとは神保町の老舗洋食店。長らく小学館ビルの地下1階にお店を構えていましたが、同ビルの建て替えに伴い現在の立地に移転しました。特にエビフライが絶品なことで有名なお店です。

今回は、名物のエビフライに加えて、クリームコロッケとカキフライが加わったゴージャスな「ミックスフライ」を、ご飯大盛りでいただくことにいたしました。

ランチメニューは王道を征くラインナップ。今回は名物のエビフライが食べられる「ミックスフライ」をチョイスしました

入店後すぐに「ミックスフライ」を注文。ほどなくして、まずは野菜のスープが登場しました。

セットで付いてくる野菜のスープを、まずはいただきます。

野菜の旨味が濃縮された、滋味あふれるやさしい味わいのスープです。洋食屋さんのスープにもさまざまなものがありますが、明らかに手をかけて作られていると感じられる味で、メインのミックスフライへの期待も否応なしに高まります。

スープに舌鼓を打ちながら待つことしばし、ついに、ミックスフライのお出ましです！

ミックスフライ　ライス大盛り 1,440円

きめ細かい衣をうっすらと纏ったフライが4つ。カキフライ、クリームコロッケが1個ずつ、その奥にエビフライが2本です。気持ち薄めのきつね色は、見るからにジャストの揚げ加減だと思われます。

さすが名物と呼ばれるだけあって、エビフライが大きく目立ちます！　カキフライやクリームコロッケも決して小粒ではなく、高さ5センチ程度はありますが、エビフライはその倍以上。最近ではエビの頭を付けたままにして大きく見せるお店もありますが、こちらのエビフライは食べやすいトラディショナルなフォームです。

ミックスフライを支えるのは、ポテトサラダにトマト、コールスロー、そしてレモン。完璧な洋食のお皿です。

全体のボリュームとしては、普段食べているドカ盛りからすると控えめに感じられますが、質は相当な上物であることが見て取れます。これはいつものように一気に食べきってしまうのではなく、心して味わわなければなりません。

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