このワザで解決!
Googleでは、Googleカレダー、Gmail、Gmailの連絡先(Googleコンタクト)の3サービスの情報を、iPhoneなどのモバイルデバイスと同期する「Google Sync」というサービスを提供しています。インターネットを通じてパソコンとiPhoneのカレンダーを同期する方法はアップルの「MobileMe」など、いくつかありますが、Google Syncは無料で利用できるのが魅力です。Google Syncの設定は変則的で、iPhoneが持っているMicrosoft Exchangeのアカウントを追加する機能を利用します。操作自体は複雑ではありませんので、次の手順を参考に設定を行ってみてください。
1.アカウントの管理画面を表示する
![1[設定]-[メール/連絡先/カレンダー]をタップ ,2[アカウントを追加]をタップ ,[メール/連絡先/カレンダー]が表示された](/contents/040/img/img20100513135934082265.jpg)
2.Googleアカウントの追加を開始する
![[Microsoft Exchange]をタップ ,[アカウントを追加]が表示された](/contents/040/img/img20100513151842012688.jpg)
3.Gmailアカウントの情報を入力する
![1 [メール]にGmailのアドレスを入力 ,[Exchangeアカウント 情報を入力してください]が表示された](/contents/040/img/img20100513153817052249.jpg)
![3 [パスワード] にGmailのパスワードを入力,4[次へ]をタップ ,5 [証明書を検証できません]が表示されたら[了解]をタップ ,2[ユーザ名]に Gmailのアドレス の「@」の前まで を入力](/contents/040/img/img20100513154656098304.jpg)
4.サーバーの情報を入力する
![1[サーバ]に「m.google. com」と入力,2[次へ]をタップ ,[サーバ]が表示された](/contents/040/img/img20100513155308075420.jpg)
5.同期する情報を選択する
![1[メール]を[オフ]にする,3 [完了]をタップ ,2[カレンダー]を[オン]にする ,[Exchangeを使って同期する情報を選択]が表示された,[カレンダー]にすでに入力したイベントがある場合は[iPhone上にある、現在のローカルカレンダーをどのように処理しますか?]が表示されるので、残すか削除するかを選択する](/contents/040/img/img20100531131901053783.jpg)
6.カレンダーを同期する設定が完了した
![アカウントの下に[連絡先/カレンダー]が表示されていることを確認,[メール/連絡先/カレンダー]が表示された](/contents/040/img/img20100513160348079125.jpg)
7.[カレンダー]を確認する
![Googleカレンダーの予定 が同期され、表示されていることを確認 ,[カレンダー]を起動する](/contents/040/img/img20100513160650081058.jpg)
[ヒント]ローカルカレンダーは残す?削除する?
すでに[カレンダー]を利用している場合は、手順5で[現在のローカルカレンダーをどのように処理しますか?]と表示されます。iPhone上に残しておくことも可能ですが、予定の一元管理を考えるならば、ここでは削除した方がよいでしょう。ローカルカレンダーのイベントをGoogleカレンダーに取り込みたい場合、直接[カレンダー]からGoogleカレンダーへ予定を移すことはできません。そこで、まずiTunesを利用して、[カレンダー]とOutlookまたはiCalの同期を行います。その後、OutloookやiCalの予定を、Googleカレンダーにエクスポートします。
[ヒント]連絡先やメールも同期できる
Google Syncの設定を行うと、メール(Gmail)と連絡先の同期も行えるようになります。ここでは連絡先を同期したので、[メール]からメールを作成する際、Gmailで利用しているものと同じ連絡先を利用できるようになります。一方でメールの同期は、すでにGmailのアカウントを設定しているため、ここでは[オフ]にしました。


