作品のタイトルを表す

cite

< cite サイト >〜</cite >

cite要素は、書籍、映画、楽曲、演劇、講演など、作品のタイトルを表します。HTML4.01以前は引用元を示すための要素でしたが、HTML5では用途が拡大され、引用元を示すのはもちろん、引用の有無にかかわらず文書内で言及した作品名などにも使用できます。

カテゴリー ・パルパブルコンテンツ
・フレージングコンテンツ
・フローコンテンツ
コンテンツモデル フレージングコンテンツ
使用できる文脈 フレージングコンテンツが期待される場所
カテゴリーとコンテンツモデル

使用できる属性

グローバル属性

すべての要素で使用できる属性です。
グローバル属性とイベントハンドラ属性

サンプルコード

以下の例では、blockquote要素で引用した文章の引用元をcite要素で表しています。

<blockquote cite="urn:isbn:4041001013">
  <p>
  吾輩は猫である。名前はまだない。
  </p>
  <p>
  <cite>吾輩は猫である(角川文庫)</cite> 夏目漱石 著 より引用
  </p>
</blockquote>

以下の例では、ブログの記事へのリンクをマークアップして引用元を表しています。

<p>
  本件については日本太郎さんが書かれた記事、
  <cite><a href="http://example.com/entry.html">吾輩は猫であるに関する考察</a></cite>
  が参考になります。
</p>

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