実際のインプレッション数やクリック数を見ておこう

　Google AdSenseと同様に、DFPスタンダードにも詳細なレポート機能が用意されています。画面上部の［レポート］から表示してみましょう。AdSenseのパフォーマンスレポートと画面構成が似ており、ほとんどの指標は共通しているので、同じ要領でクリック数や収益額などを確認していくことができます。

　［広告申込情報レポート］画面では、配信している自社広告や純広告が、目標として設定したインプレッション数やクリック数をきちんと獲得できているかを見ておきましょう。表示される収益額は、広告申込情報で入力したインプレッション単価やクリック単価に、実際のインプレッション数やクリック数が反映された数値になります。

　アフィリエイト広告についてもインプレッション数やクリック数を確認できますが、収益額は実際とは異なります。実際の収益額はアフィリエイト広告サービスの管理画面で確認しましょう。

AdSense広告の指標もDFPスタンダード側で確認する

　DFPスタンダードの広告ユニットに配信されているAdSense広告については、［広告ユニットレポート］画面や［AdSenseレポート］画面から成果を確認できます。［広告ユニットレポート］画面では、自社広告や純広告とAdSense広告のインプレッション数が個別に表示されるため、それぞれが実際に、どの程度の割合で配信されているかがわかります。

　［AdSenseレポート］画面では、AdSenseのパフォーマンスレポートと同様の指標を確認できます。「ページビュー」が「インプレッション数」、「RPM」が「eCPM」となっているなど、同じ意味の指標が別の用語で表記されている点に注意してください。

広告申込情報のレポートの例

標準では、すべての広告申込情報のインプレッション数の推移と広告申込情報ごとの指標が表示される。収益額は広告申込情報の作成画面で入力した［数値］と［レート］に基づいている。このレポートにはAdSense広告に関連した数値は含まれない。

［広告申込情報レポート］画面の主な指標

広告ユニットのレポートの例

広告ユニットに関する推移と指標が表示される。DFPスタンダードで設定した広告とAdSense広告の両方について、インプレッション数と収益額を確認できる。

［広告ユニットレポート］画面の主な指標

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